rockin'on 2022年8月号 中面【今月の気になるあいつ】 アレクサンダー23
⽶シカゴ出⾝、現在27歳のSSW／プロデューサー、アレクサンダー23ことアレクサンダー・グランツ。2020年にリリースした“IDK You Yet”がSpotifyで3億回以上のストリーミング再生を記録。共同プロデュースしたオリヴィア・ロドリゴの“グッド・フォー・ユー”はグラミー賞にノミネート。7月15日にダン・ニグロとの共同プロデュースによるデビューアルバム『アフターショック』をリリース。
現在発売中のロッキング・オン8月号では、「気になるあいつ」にて アレクサンダー23のインタビューを掲載しています。本記事の一部をご紹介。
●あなたは19年にメジャーシングルデビューを果たし、EPも2枚リリースしていますが、なぜ今回がアルバムデビューなんでしょうか。アルバムを制作するとなるとこれはもうまったく別物なんでしょうか。
「やっぱりEPについては、どちらも、シングルのコレクションというものだから。ああいう形でパッケージされたもので、ぼくの人生のある一部をまとめただけのものなんだ。だけど、このアルバムでぼくは初めて、まとまった時間をかけて、ひとまとまりの作品を作ることを試みたんだよ。そのおかげですごく解放されるような気持ちにもなれたんだ。次のシングルということだけに縛られずに、いろんなサウンドやいろんな感情を試して試行錯誤することができてね。そうやって、ああ、今自分はアルバムを作っているんだって実感できたのはすごく嬉しかった。少なくともぼくにとっては、次のシングルを書くっていうのとは、まったく違った体験になったから」
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