エルトン・ジョンが、デーモン・アルバーンを「イギリスの至宝だ」と称賛している。
「Tulsa World」によると、エルトンは「RECORD COLLECTOR」誌の最新号で、2020年に自身が関わったコラボについて言及。一緒に活動したアーティストのなかでも、特にデーモン率いるゴリラズのアルバム『Song Machine, Season One: Strange Timez』の収録曲“The Pink Phantom”に参加して楽しかったと語っている。
「今年はオジー・オズボーンとレディー・ガガ、サーフェス、まだリリースされてないチャーリー・プースの楽曲でコラボした。テヤナ・テイラーのミュージック・ビデオにも出演したけど、本当にデーモンは特別なんだ。彼は、私が本当に心から敬愛してる人だよ」
同インタビューのなかでエルトンは、デーモンが商業的な成功を狙うのではなく、興味を引かれたプロジェクトに身を投じて多様な仕事をこなしている点を称えていたという。
「デーモンの仕事を見ると、彼は本当に異なる数多くのことをやっている。最高傑作だったブラーの最新作(2015年の『The Magic Whip』)をはじめ、ブラーとオアシスを比べても、ブラー以外の活動を見てもね。
デーモンは、パリで上演開始されたばかりのオペラも仕上げたんだ。彼はイギリスの至宝だと思う。彼は自分のやりたいことだけをやって、彼にとっての成功とは、トニー・アレンといった素晴らしいミュージシャンと仕事をすることなんだ。自分が興味を持つことだけをね。さらにデーモンは、ボビー・ウーマックともアルバムでコラボしてるんだ! 常に彼は前を見ていて、私はその心意気を尊敬している」
ゴリラズの新作『Song Machine: Season One - Strange Timez』は10月23日に発売され、エルトンが参加した“The Pink Phantom”は下の動画で視聴できる。
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