英アートロックの最前衛を走るスクイッド。さらなる深みへと到達した新作『カワーズ』についてインタビュー

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前作『オー・モノリス』発表以降、23〜24年はツアーに明け暮れていたスクイッドですが、早くも2月にサード『カワーズ』で帰還します!

『モノリス』が「大覚醒」だったとしたら、その勢いでワープ航行を果たしたのが『カワーズ』。サウンドの幅を広げ音響の奥行きが深まっている。彼らの音楽的ルーツであるジャズやクラウトロックの影響も活性化し、メンバー間の柔軟な相互対話が濃くなることでユニークなポップ体験が生まれている。「ポストパンク新波」と形容されがちな彼らだが、本作で現英アートロック界最有望株のひとつとしての立ち位置は確固たるものになるだろう。

ロッキング・オン2月号でルイス(G/Vo)&アーサー(Key他)に取材させてもらったところ、アーサーも「いちばんふさわしい形容は、これは『僕たちのもっとも正直なアルバム』だろうね――現時点での自分たちのありのままを捉えたという意味でもっとも正直な作品だよ」と語ってくれた。

日本の映像作家:伊藤高志の短編映画『ZONE』(1995年)をフィーチャーした話題の先行公開曲“Crispy Skin”のMVを観ながら、スクイッドの遂げた新たな飛躍に期待を高鳴らせてほしい!(坂本麻里子)



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