秀才なクリエイターの才能がぶつかり合い、絶妙に混ざり合って作られる音楽は、DTMのデジタルサウンドを基軸にしつつも楽器の生音が生み出すロックサウンドの破壊力、ポップなメロディが一度聴けば癖になる。そんな独自の音楽を生み出しているのがPAS TASTAです! 彼らは2023年に初のアルバム『GOOD POP』で注目を浴び、2024年10月に早くも2枚目のアルバム『GRAND POP』をリリースしました。
今作には、JUMADIBAやLIL SOFT TENNIS、ピノキオピー、柴田聡子、TAKU INOUE、清 竜人、キタニタツヤ、chelmicoがゲストアーティストとして参加しているのですが、ラッパー、シンガーソングライター、ボカロPと多才な音楽ジャンルのアーティストが並んでいて、すでにさまざまなアーティストが彼らを評価し、ともに生み出す音楽へ期待しているということが伝わってきます。
新しいミュージシャンが出てきたらジャンルで括られたりするけど、自分たちはなんなんだろう?って思ったときに、J-POPというのがいちばん広いし適してるんじゃないかと(Kabanagu)
確かにメンバー各々の活動を見ているとハイパーポップ集団というイメージになるかもしれませんが、PAS TASTAとしてリリースされる楽曲にはそう感じることがありません。それは彼らがグループとしての意識をしっかりと持ちながらPAS TASTAの音楽を作っているからでしょう。だからこそ、今後もどのような面白いアプローチをしていき、彼らのJ-POP道を突き進むのかが、とても楽しみで仕方ないです!個々の作風も結構ハイパーポップ寄りだったので、時代的にどうしてもハイパーポップ集団みたいに見られかねないと思うんですけど、そこにカテゴライズされ続けるのも違うよね、みたいな気持ちはみんなの中にうっすらあって。そのアンチテーゼとしてのJ-POPを自ら名乗っていくスタンスなのかもしれないです(yuigot)
今回のインタビューは、PAS TASTAが結成ヒストリーから、楽曲制作の裏側やメンバー同士の意識の変化、フィーチャリングの経緯などを掘り下げつつ、6人ひとりひとりの魅力を深く知れる内容になっています!
PAS TASTAの沼にハマりたい、気になっているという人はぜひ本誌のインタビューを読んでください!(岩田知大)
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